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「猫の恩返し」の名言,「悩んで迷ったのも私の時間だったんだ!」 ジブリ映画の感想

これは名言。

ハルが何気なく叫ぶ一言だが,バロンの言う「自分を見失うな!」に呼応するセリフである。


言うタイミングは,
猫の王子とユキちゃんがくっついた後。

さらに追い回してくる猫王から逃げるために
ムタがハルを上の階段に放り投げ,
ハルが塔を駆け上る時にユキちゃんを見て「ありがとう」と言われるときである。

私,まちがってなんかいなかった。

猫を助けた事も,迷って苦しんだことも,

みんな大切な自分の時間だったんだ。

悩んでも迷っても自分の人生の一部で,立派に生きている時間の流れの一部なのだ,ということ。


ハルさん良かったね。

ハルさんって言うと「ツレがウツになりまして」を思い浮かべてしまうけど・・・。


ラストの鳥の階段と,それを持ってくるために
最初にカラスのキャラクターのトトを(猫メインなのにあえて鳥で)登場させておいた伏線が面白い。

全体の展開もテンポがよい。

全体的に非常に可愛くてほのぼのしているが,単にそれだけでなく,
現実逃避を戒めるという警告が込められているのが良いところ。


そして現実をちゃんと見て時間を大事にし始めたハルが,
ラストでしっかり生きるようになって
大人っぽく見違えているのが変化を感じさせる。

ストーリーを見る観客も,この作品を見終わったという時間の流れを感じるのだ。

「(私の)スペシャルブレンドよ。その都度ビミョーに変わるから味は保証できないけど」

この作品の意味がわかる資料:

猫の恩返しで、猫の国について、「自分の時間を生きられない奴の行く所さ」という...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/...

  • 自分じゃ何も決められず、翻弄されてばかりいると思っていたけど、そうじゃなかった。
    • 実はハルも、周りを翻弄していたわけです。そしてハルの行動が、いろいろな出来事を起こすわけです。
    • そこで気づくわけです。なんだ、自分の時間を生きていたじゃないか、と。
  • ハルはその後、早起きして母親を驚かせます。
    • 周りに翻弄されるばかりで投げやりでしたが、実は自分の時間を生きていた、ということに気づいて、投げやりじゃいけない、もっと自分の時間を大切にして生きようと考えたのではないでしょうか。


「猫の恩返し」・・・自分の時間を生きるって?|優しい答え
http://ameblo.jp/marie-marine/entry-1...

  • バロンが「自分を見失うな!」「君は君の時間を生きるんだ!」とハルに。


猫の恩返し
http://www1.max.ac/akatuki/movie02/ne...

  • ハルは「このまま、猫になってもいいかも…」と思った瞬間、耳が生え、ヒゲは生え、猫の姿になってしまいます。
    • 一見天国に思えた猫の国の恐ろしさにはじめて気づくのです。
  • その時、ハルを救うべく、颯爽と現れたのが猫の男爵・バロン。
    • バロンは彼女にささやきかけます。「だめだハル、自分を見失うじゃない」。


猫の恩返し (ねこのおんがえし)とは【ピクシブ百科事典】
http://dic.pixiv.net/a/%E7%8C%AB%E3%8...

  • 普通の生活に戻ってからは, 時間を大切に生きるようになった。


ぜろだまBlog: 「猫の恩返し」
http://zerodama.seesaa.net/article/10...

  • 「猫の国」の住人たちが「大切な何かから目をそむけ、自分の時間を生きていない」かのように受け取れる